茨城県水戸市　　K様邸

クールなフォルムと機能美の競演

デザインと機能性は共存できるのか。

その問いに答えるのがこの一棟だ。

限られた土地で３台の駐車スペースを確保しつつ、

居住スペースに最大限のゆとりを持たせるため

コの字をセレクト。

すっきりとした純白のボディに、

アカシアの無垢材を使った庇で温もりをプラス。

庇は日射コントロールと内と外の

空間を繋げる役目も果たしてくれる。

細身のサッシと大きな窓が演出する、柔らかな光の広がりと視界の抜け。

開放感に溢れたLDKは、味わいのあるアカシアの無垢の床や、

プロの丁寧な手仕事が垣間見える造作家具に彩られた品位ある空間。

キッチンの壁面は、光沢感のあるタイルで清潔感溢れるすっきりとした印象に。

造作棚は飾るアイテムの個性を引き立てるシンプルなデザイン。

まるでギャラリーを思わせる“見せる”収納は、住まい手の感性を高めてくれる。

訪れた人に期待感を持たせる家の顔として、

デザインコンセプトを凝縮。

スリット窓や、無垢のアカシアで彩る庇、

ブラックタイルでスタイリッシュに纏めつつ、

シンボルツリーの楓で家族の温かさを表現。

雨風を防ぎながら採光を叶えるスリット入りの壁を設けて快適性にも配慮した。