茨城県水戸市　T様邸

エモーショナルの満足度を高めるもてなしの場

手積みの天然石、無垢、白の漆喰。

本物の素材が調和し奏でる、揺るぎない品格。

価値を知る大人のためのモダンリゾートなデザインは、

そこにいるだけで非日常へと誘ってくれる。

無駄をそぎ落としたシャープなラインと、

重心を下げた安定感をもたらすフォルム。

平屋だからできるデザインの真骨頂がここにある。

ゲストルームに求められるのは、入った瞬間もてなしの意が伝わる特別感。

天井と床には、それぞれアカシアとブラウンウォールナットの異なる素材を用いて、色彩が響きあう落ち着いた印象に。

一つ一つ手で積みあげる壁面装飾。

パズルのようにぴったりと、でも決して規格品には成し得ないランダムさが、技術力の高さと丁寧な仕事を表している。

両端には換気を促すスリット窓を配し快適さの追求にも余念がない。

大窓は外内の距離をゼロに近づける為、細くすっきりとしたフレームを採用。

さらに外壁と内壁に同じ素材を使うことで、外と中を繋ぎ空間の広がりを演出した。

窓から見える景色がよりダイナミックに見えるのは、プロならではの拘りのおかげだ。

“隠す”のではなく“見せる”ことで磨かれる感性がある。持ち物一つに姿を見せる品性やセンスが、空間と溶け合いデザインになる。床や壁の素材を室内と繋げることで、収納の枠を超えた存在感がうまれた。