Ne Plus Model House
プロの美意識を包み込む箱
いるだけで、その人の感性が洗練されていく。
そんな一棟がここにある。
窓配置の妙技で個性を主張する外観は、
白の漆喰壁を美しく際立たせるシンプルなデザイン。
視覚マジックで生み出される浮遊感もこの建物の魅力だ。
窓から垣間見える階段や照明も、期待感を高めるエッセンス。
各部屋は総じて照明が良い仕事をしている。
最小限だけど必要十分。
卓越したセンスが叶える光の演出が、建物の美を際立たせる。
事務所として使えるよう、1階には打ち合わせスペースを確保。
住まいとして使う場合は、壁を設けて個室にできるようプランニングされている。
壁はプロジェクター投影が可能なプロジェクタークロスを選択。
キューブの連なりが演出する無機質なデザインに、エタノール暖炉の炎が温もりを与える。
時には揺らめく炎を相手にグラスを傾けるのもいいだろう。
家のセンターを彩るのは、個性を奏でる存在感高い階段。
そして天井を見上げれば、デザイナーズブランドの照明「ネバーエンディンググローリー」が窓辺を飾る。